RBパークで地方財政講演会を実施しました。
お忙しい中、ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。
予想していたよりも多くの方が来てくださったため、会場が手狭で
しかも資料が不足するなど不備がありましたことをお詫びいたします。
ニセコ町の加藤さんには、地方財政健全化法や監査制度、議会のあり方など
難しいお話をとてもわかりやすくお話していただけました。
広報に載せてしまえば情報公開が十分なわけではありません。
行政による情報開示が十分でないとすれば、そこにこそ行政と市民を
つなぐ議員の役割が求められます。
それぞれの議員が研鑽を積み、独自の視点で切り込むことも必要です。
それに加えて、報告会やこうした勉強会を通じて、直接いただいた
ご意見を元に行政と対峙していく必要があります。
3月の議会が終わったあとには、次の報告会も開催する予定です。
その際にも多くの方のご参加をお待ちしております。
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参加者の方から、「議員が参加しているなら、なぜ紹介しないのか。
みんなが知っているわけではないはず」というご意見をいただきました。
この議員懇談会を設立した当初から、すべての議員に開かれたもので
ありたいとの考えに基づいており、特に代表は置いていません。
進行やあいさつなども持ち回りで行うという方針です。
今回いただいたご意見につきましては、次回の講演会/学習会に向けての
課題として議論させていただきたいと思います。
ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
有害図書類の自動販売機については青少年問題協議会でも議論されております。
私は年齢認証なしで誰でも有害図書類が購入できる自動販売機にはなんらかの制限が
必要だと考えております。
これら有害図書類の販売などを行っている施設には年間2回の立ち入り調査が行われるのですが、
先日行われた立ち入り調査に同行させていただきました。
行った施設は5カ所。
恵み野のDVD販売店、レンタルビデオ店、カラオケ店、自動販売機、インターネットカフェです。
このうちカラオケ店は営業時間前のため中には入らなかったのですが、学生服での入場は禁止
されています。厳しいなーと思うのですが、理由はよくわかりません。
DVD店、レンタルビデオ店では、成人向けとそれ以外がしっかりと区分されて
いましたが、ゲームのコーナーで、一部暴力的な表現があるものが混在している箇所が
ありました。ハードの種類別に陳列されており、ある機種では1つのソフトだけが
年齢制限になっていることが理由です。
ゲームで年齢制限ということも、それだけ暴力表現がリアルになっているということですが、
私たちが子どものころのゲームとは隔世の感があります。
そして、本題の自販機。
結構市街地からは遠いのですが、2カ所に設置された自販機の周辺には不法投棄された
テレビやごみなども散乱していました。年齢認証装置のようなものがありましたが、
それが作動しているかは不明です。
市町村単位で条例を厳格化することよりも、根本的な解決には、許可を出す都道府県レベルで
ルールを厳しくする必要があると思います。
ネット上では鳥取県、兵庫県で有害図書の自販機一層という記事があったのですが、
県のサイトではそれを発見できないので、もう少し勉強してみます。
他にも塩尻市とかが熱心に取り組んでいるようです。
昨日は「恵庭市議会の改革を考える議員懇談会」の第一回目の研修会でした。
神奈川県庁に職員として在籍した経験を持つ、北海学園の森先生にご講演をいただきました。
柔らかい話しぶりの中に、ぴりりと辛口も織り交ぜて、あっという間の1時間半でした。
50名近い市民の方にも足を運んでいただき、議会改革に対する同じ思いを共有できたと
思います。ありがとうございます。
信頼される議員・議会となるべく、まずは報告会を実施してまいります。
まずは議員、ひとりひとりが変わっていくこと。改革に終わりはありません。
以下がご講演の内容です。
少し省略していますが、だいたいこんな感じ。
一部私の解釈が含まれている部分があるかもしれません。
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地域の人々から信頼され、尊敬されているために、議員・議会は勉強を
重ね、信頼に値するだけの報告を続けていかねばならない。
議会で何をやっているのかが見えない。見えないから関心を持ちにくい。
それで信用しろといったって難しい。
選挙で選ばれた議員は、自分の声で、しっかりとやっていることを報告していく必要があるのだ。
議会では慣例、先例ということでつぶされてしまうことが多いが、本来自律的な機能を有している。
議会の仕事。
1.執行部が出してくる議案を決議すること。
対立している、選挙を見越してということがなければ、否決するようなことはほとんどない。そこで実質的な審議が行われていない。
審議するためには、十分に勉強をして備えなくてはいけない。そのためにどれだけ勉強をしているか。
まじめにやると、足を引っ張られてしまう。
議員が大いに見聞を広めるためには、視察が必要なのは間違いない。
何がよくて、何がだめなのかを(比較するための情報を得て)判断するために視察が必要。
出された案件を採決し、必要があれば修正する。
視察を行ったら、次の議会でそれについて報告や、それに基づいた質問をすることを条件にするとか、中身の実効性を保つ仕掛けが必要。
2.監視、チェック。
行政の各部各課が、予算の執行を行うにあたって、適切に執行が行われているか。違法なものはそんなにないが、妥当性が著しく違法に近い、かけた費用に対して、効果が十分でない。そういうことをチェックする必要がある。
これまでは中央集権型だったので、議員が立派でなくてもやってくることができた。中央政府からすべて指示がきているから。しかし、これからは地域の実情に即して考えなくてはいけない。これまでは基盤整備だけをやってくればよかった。これからのまちづくりは、それの上に乗っかるソフトだ。
同じような予算規模でも行政能力や議員の能力によって差が出てきてしまう。
93年に北海道に来たときには不思議な運命だと思ったが、これからもずっと住み続けたい。妻にその話をすると、まだやることがあるの、と言われた。
今、取り組んでいることは、『無防備都市条例』。
札幌市は真駒内に基地があっても未来永劫に無防備でありつづける。そのためには人口の5%3万人の署名を集めなくてはいけない。その期間が1ヶ月、10/14までだった。結局、4万以上の署名を集めることができ、本日議会に提出してきた。
議会に対して日本のほとんどすべての人が信用していない。
4年間白紙委任をされたと思っている人がいるが、4年の任期というのは、白紙委任ではない。
議員が信用されるようにするのが議会改革だ。
これがすべてではない。まずは報告会でいい。何人集まるかはわからない。こういう議題に対しては、どういう態度をとったのだ。委員会で、本会議でこういう意見を出したということをしっかりと主張していく必要がある。
議会で議決をしておいて、自分は反対したというような態度をとるようではいけない。
栗山の橋場議長は言ってみれば、専制開明君主。
議員は若いの、年寄りを組み合わせて、自分の選挙区でないところで報告会をやらせる。そうすることで、居眠りしている議員は報告できない。だからしっかりと勉強するようになる。
来る電車で言おうかどうか迷ったことがある。
あまり厳しいことをいうと、今参加している議員も困るかもしれない。
すべて改革というものは、言葉の前に当の本人が変わること。
公務員だけで公務員改革をやる。外部の人を入れなくてはだめだ。その省庁をやめた人だけで審議会のメンバーが占められている。議会改革も同じこと。外の人間が必要。
議員定数削減について。
議員の数を減らすのが痛みなのか。
人数が少なくなると、執行部にとって扱いやすくなる。だから減らすことではなくて、今の数で中身を変えなくてはいけない。
働いて仕事を持っている人は議員になれない。定年退職でも中にはいい人もいるが、多くは年金代わりに議員をやっている。
働いている人も出られるように、土日にやればいいじゃないか。報酬じゃなくて実費にすればいい。中小規模のまちでは、今の歳費では子どもを育てることもできない。だったらみんな仕事をしながら出ればいい。普通の日に議会をやればいいのだ。
個人で解決できない公共の問題。これを解決していくのが政治。
ひとつの国で解決できない国際問題。地域だけで解決できないものは、地域の枠を越えないと解決できない。都道府県、市町村が主役にならないと解決できない。
問題が3つに分かれると、政府も3つになる。
世界政府?、中央政府、地方政府、
従来の考え方のままでは解決できない問題。
これを解決していくために、自治基本条例を道具にしていったらどうだ。
「自治基本条例」
それをネット検索かけるだけで、今自治基本条例を導入しているところが一覧で出てくる。まずは調べてみてほしい。
都道府県、市町村のことを地方公共団体とも、自治体とも言う。産經新聞ですら自治体と言っている。それでも、未だに地方公共団体と言い続けているのは、官僚だ。特権階級を維持するためには、地方は中央より劣るものとして扱わねばならない。
同じものをいうときに、どの言葉でいうのかというのが非常に重要になる。
自治体と呼ぶか、地方公共団体と呼ぶか。地方公務員と呼ぶか、自治体職員と呼ぶか。
地方公務員という人は、制度がそうなっておりますからーという答弁をする。
制度はそうですが、なんとかしたい、できる方法を考えるという人は自治体職員。
議員も自治体議員であって地方議員ではない。
役所の仕事は統治。
内務官僚は統治する。牧民官の思想。統治する人が役人、官僚であって、統治する側とされる側という明確な区分がある。自治の行政に変えるということだ。
統治の下に国家をもってくる。
白紙委任ではなく、きちんとコントロールする社会が自治。
行政は情報公開、市民参加、とよく言う。
でも実際に情報公開をしようとすると、「何に使うんですか?」という話になり、「上司に確認してまいります」となる。
国民主権と言っても、内務官僚主導の政治は何も変わっていない。
これを変えるのが、自治基本条例だ。自治体の憲法のようなもの。
委任ではなくて、信託しているだけ。4年間という任期を選挙で。
4年間だけど強力な権限をもっている。
陳情、請願という言葉もおかしい。当選させた、権限を託したはずの側が「陳情」というお願いをしなくてはいけない。
自治基本条例によって、自治体がどうやって自治を行っていくのかのルールづくりをしなくてはいけない。
キーワード【自治体学】を検索してみて。
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2日目は朝9時半から1日がかり。
2チームの中で、私が所属する厚生消防委員会の所管と重なる部分を中心に
傍聴しました。
事業名を並べると、
つどいの広場事業
児童館の運営事業
老人福祉センター運営管理事業
敬老事業
感染症等対策事業
機能訓練事業
歯科保健事業
重傷心身障害児者通園事業支援補助金
重度障害者タクシー料金補助事業
重度身体障害者ケアステーション運営管理事業
まちづくり川づくり事業
施設園芸振興対策
採草及び放牧事業
仕分けの過程で出された意見をいくつかあげると
・児童館運営事業
滝川市では7つの小学校に対して、児童館が他施設との併設を含めて
現在11あるそうです。以前に比べると削減されているとはいえ、その機能の
部分とハコとを切り離していく必要性などが指摘されました。
・老人センターの運営
ホールの貸出し、入浴サービスなどで有料化を行っている。
もともと週2日あった入浴日が財政的な事情で週1日に減った。
縮小均衡に陥るのではなく、利用を増やすためにはどんなサービスが必要なのか
という観点から考える必要性。
本来目的に立ち返れば、無料という選択もありうる。
・敬老事業
現在は75歳と88歳の方に対して、記念品のプレゼント。
節目のお祝いということで、必要性は認められるが、内容に問題。
安易な削減ではなく、祝う気持ちがもっと伝わるものに。
・感染症対策
インフルエンザワクチンの自己負担額が道内で3番目に高い。
効果などを勘案すれば、ワクチン代だけに絞るという選択もありうる。
などです。
特に面白いと思ったのは、「歯科保健事業」で、わりと保健福祉部の予算も
削減されているものが多い中で、この事業だけは市職員の歯科衛生士を1.5人かかえて
いるなど、かなり力が入っています。
80歳で20本の歯を維持することで健康を維持し、医療費の伸びを抑制するという目標で
取組みがされています。
確かに歯の重要性はわかりますし、健康維持のための投資とすれば面白いのですが、
その効果が見えづらいです。医療費の削減分を歯科保健の費用が上回ってしまうと
すればちょっとやりすぎな気もしてしまいます。
昭和49年から実施されている事業ということで、近隣市町村や道内と比較するなど
その効果を数値的に把握した上で、継続・改善を判断していく必要があるのでは
ないでしょうか。
2日目ということで、評価員さんたちも慣れてきたこと、コーディネーターさんが
他の意見も聞いたりしたことで、前日よりもバランスはよくなったと思います。
外の方からの厳しい指摘が多かったせいか、意外と市民の方が行政に理解を示して
「現状維持」としていたのも興味深かったです。
黒船の来襲に備えて日本が一丸となる、イメージでしょうか。
事業仕分け導入の担当の方にもお話を伺ったのですが、滝川で取り入れることと
なったきっかけは、今年の選挙で市長が公約したことだったそうです。
全庁的な事務負担を伴うことなので、やはりトップダウンの判断が必要となります。
各部署ではあまりありがたくないことというような印象も受けましたが、
非常に強い刺激を受けていることは間違いありません。
大変勉強になりました。滝川市のみなさんありがとうございました。
25日、26日と滝川で開催された事業仕分けを見学してきました。
何度かブログでも書いておりますが、北海道では初めての取組みです。
2チームに分かれ、それぞれコーディネーター1名と評価員6名の体制で
仕分けを行っていきました。
メンバーの構成は、神奈川県のいくつかの市の職員を中心とする「明日の
地方財政を考える会」のメンバーが各チーム3名(うち1名がコーディネーター)。
道内他市町の職員が各2名、市民代表が各2名です。
1日目に見せてもらったのは、
・駅前駐車場の管理運営事業
・学生会館の運営事業
・重度心身障害者医療
・市民生活の向上推進
・ごみ減量化推進事業
・スカイスポーツ振興事業
の6つです。
はじめはどうしても、慣れている評価員の方たちの発言が多くなります。
しかし、特定の方の発言が強いことで、一般参加の市民の声がなかなか発せられ
づらくなっているように感じました。点にこだわっての追及に多く時間を割いて、
全体がどうあるべきかという議論から遠ざかっていたようにも思います。
その結果として、市民評価員や傍聴者に対しては、どんな改善が必要なのかという
点が伝わりづらかったと思います。
学生会館の運営事業なのに、中身はただのアパート経営だったり、「市民生活向上」
の中身が街灯だったりというあたりは、まさに事業仕分けらしい、本質は何か、という
問いが見られたと思います。
ごみ減量化推進事業の中では、町内会による集団資源回収に対しての奨励金が
議論の中心でした。これについては恵庭でも行っていることなのですが、町内会に
対しての補助金的要素と、減量にはつながらないという点が強く指摘されていました。
行政が収集する場合のトン単価や収集しなくてよいということによる費用削減
効果、施設建設にかかるコストなどを前面に出して説明していればもう少し
理解は得られたのではないかと思います。
仕分け員の方たちは北海道の冬場のごみ収集や、本州よりも世帯数あたりの
収集コストが高いということをあまり考慮されていなかったようですし、逆に
市民の方は、自分の自治体のごみの取組みが進んでいると考えておられたように
思います。
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