学校力をどう高めるか

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「つなげるチカラで、子どもたちの未来を聞け!」というテーマの藤原和博さんの講演を聞いてきました。
私が学生時代にも、当時リクルートのフェローだった藤原さんの講演を伺ったことがありましたが、杉並区の和田中で民間校長として取り組まれた実績は全国的にも注目を受けています。

地域の力も借りて、先生たちが教えることに力を注げる環境を作ろうという方向性はまったくその通りだと思うのですが、文科省が50億もの予算をつけて『学校支援地域本部』を全国で一斉に進めようとすることには少しだけ懸念を抱いてしまいます。
http://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/004.htm

さて。
本題の藤原さんのご講演。

「つかみ」など、別な意味でも非常に参考になるなぁと思いながら聞いていましたが、もともとの理論に加えて、5年間の実践を踏まえたお話は非常に説得力のあるものでした。

主なお話は3つ。
1)よのなか科
2)斜めの関係
3)学校の機能低下

1)
学生時代にひかれた「よのなか科」。世の中のことを通じて学び、正解のない問題を議論する力を育むということは、民主主義を根付かせていくためにも非常に重要なことです。

「情報処理力」偏重の教育が、PISA型の学力を高めきれておらず、納得解を導く「情報編集力」を伸ばす授業が必要だというお話はうなずけるものでした。

2)
親子や先生と生徒が縦の関係、友人同士を横の関係とすると、第3者が入るのが斜めの関係です。斜めの関係はある意味無責任にほめることができるため、それが子どもの自尊心を高めます。

3)
昔と比べてはるかに多様化してしまったことで、かつては対応できたものに対応しきれなくなっています。だからこそ、学校の役割を中心に絞って、周辺については地域本部に任せなくてはいけないというお話。


その後のパネルディスカッションでは現職の先生、親の立場からのお話も交えて議論が深められました。


担当の人がいなくなったら続かないものではない、仕組づくり。
そして最後に藤原さんが述べた「自ら参戦せよ!」という言葉が印象的でした。


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柏野 大介
(かしわの だいすけ)

大学を卒業後、2度の就職と合計約2年の旅行を通して、常識や慣習といった言葉に囚われない道を模索し続けています。
外に出たことで、日本、北海道への愛着はさらに強いものとなりました。

2007年4月、恵庭市議会議員当選。
2009年12月、北海道議会議員選挙に挑み落選。
市民とともに創る自治の確立のため、「見える北海道」の実現を目指し活動中。

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